toggle
2016-01-04

アトリエ蔵に生息する生き物たち

-アトリエの紹介2の続き-

友人の森岡慎也(通称:モーリー)曰く、数年前<アトリエ蔵>で製作中、ふと三匹の兄妹の子猫が建物内に迷い込んで来たそうです。そのうち一匹はすぐ死んでしまったそうですが、残る二匹はモーリーが餌を与え続けていたらすっかり大きくなってしまい、悪びれる様子もなく<蔵>に住み着いてしまったらしいです。二匹の猫の名前は<クー>と<ラー>。何故その名前なのかと名付け親のモーリーに聞いたところ、彼曰く「蔵[くら]だからクーとラー」と答えていました。

では、その二匹の生態の解説をしていこうと思います。

上画像はお兄さん猫のクーです。毎年秋の食欲旺盛な時期からもりもり餌を食べまくり、冬には体重8kgを超える巨大な猫に変貌します。寒い時期は私が制作していると、膝の上に乗っかってきて丸まって暖をとるのですが、重くて邪魔です。

上画像は妹猫のラーです。人懐っこい小柄な猫です。画像からは、モーリーが利根川で釣ってきたナマズを狙っているが大きすぎて攻めあぐねている様子が伺えます。普段私が制作していると肩に乗っかってきて、理由はわからないのですが二本の前足でふみふみと足踏みしてくるのですが、爪が肩に刺さって痛いです。

気が付くとラーが<蔵>の片隅で子猫を産んでいました。ラーは立派にお母さん業をこなし、子猫はスクスクと育ちましたが、これ以上<蔵>で猫は飼えないので、欲しいという方々に差し上げました。きっと元気に育っていることでしょう。

実は2015年の夏あたりから、妹猫のクーが行方不明となりました。無事でいるといいのですが……。いつ戻ってきてもいいように、クーの餌皿はとっておいてあります。

関連記事